１巻のあらすじ
大学時代から6年間付き合っている社会人カップルの勝男と鮎美。同棲生活にも慣れて、結婚を意識し始めた勝男は、鮎美にプロポーズを決意します。
しかし、鮎美はプロポーズをあっさり拒否！
理由は、勝男が家事に対して全く感謝の気持ちを持っていなかったから。 料理上手な鮎美は、いつも美味しい手料理を作ってくれていましたが、勝男はそれを当たり前のように思って感謝の言葉を伝えたことがありませんでした。
「じゃあ、あんたが作ってみろよ」
鮎美にそう言われ、初めて自炊に挑戦することになった勝男。 しかし、料理の大変さを思い知らされます。
食材を買いに行くのも、レシピを見ながら料理するのも、後片付けをするのも、すべてが初めての経験。 勝男は悪戦苦闘しながらも、なんとか料理を作り上げます。
そんな中、勝男は職場の後輩の女性・千尋と出会います。 千尋は、仕事もできて家事もこなす、いわゆる「できる女」。 勝男は千尋に惹かれながらも、鮎美への気持ちも捨てきれずに葛藤します。
一方、鮎美もまた、勝男と別れて自由になったことで、自分らしく生きようとしていきます。 おしゃれをして出かけたり、新しい趣味を始めたりと、充実した日々を送る鮎美。
1巻の最後では、勝男は鮎美に改めて自分の気持ちを伝えます。 しかし、鮎美の気持ちは変わらず、二人は別々の道を歩むことになります。
1巻の見どころ
- 勝男が料理を通して、家事の大変さや鮎美への感謝の気持ちに気付いていく過程が丁寧に描かれています。
- 鮎美が自分らしく生きようとする姿に共感する女性も多いはず。
- 勝男と千尋の関係、鮎美の新しい出会いなど、今後の展開が気になる終わり方になっています。
ちなみに、1巻には描き下ろし漫画も収録されていますよ！
２巻のあらすじ
鮎美にフラれてしまった勝男は、自炊生活を続けながら、自分を見つめ直していきます。
料理の腕前はまだまだですが、以前よりは家事の大変さを理解し、少しずつ成長していく勝男。
そんな勝男の前に、新たな女性が現れます。 会社の同僚・莉子です。 莉子は勝男とは対照的に、家事が得意で、いつも手作りのお弁当を持ってきています。
莉子と交流する中で、勝男はさらに家事の大切さを実感し、男性だから家事をしなくていいという考えを改めようとします。
一方、鮎美は、勝男と別れたことで、本当の自分を見つけるために動き出します。
ずっと「好かれる女の子」を演じてきた鮎美は、周りの目を気にせず、自分の好きなように生きようと決意します。
しかし、それは簡単なことではありません。 社会の expectations や、過去の自分との葛藤に苦しむ鮎美。
そんな中、鮎美は、ある男性と出会います。
2巻では、勝男と鮎美、それぞれの新たな出会いと成長が描かれています。
2巻の見どころ
- 新キャラクター・莉子の登場！勝男に家事の楽しさを教える莉子との関係は…？
- 鮎美の葛藤と成長！「本当の自分」を見つけようとする鮎美の姿に共感！
- 鮎美が出会う新たな男性とは…？二人の関係が気になる！
- 巻末には、描き下ろし漫画も収録！
2巻も、男女の役割や生き方について考えさせられる内容になっています。 1巻を読んで続きが気になる方は、ぜひ読んでみてください。
３巻のあらすじ
3巻では、勝男、鮎美、そして周りの人たちの関係性が大きく変化していきます。
勝男は、莉子との交流を通して家事のスキルを向上させ、以前より積極的に家事に取り組むようになります。 しかし、莉子への気持ちが恋愛感情に発展していく中で、自分の本当の気持ちに戸惑いを感じ始めます。 鮎美への未練、莉子への好意、そして家事に対する意識の変化…様々な感情が渦巻く勝男は、自分の進むべき道を見つけることができるのでしょうか？
鮎美は、新しい仕事に挑戦し、自立した女性として成長していきます。 しかし、過去のトラウマや恋愛に対する不安から、なかなか心を開くことができません。 そんな中、出会った男性・圭吾との関係に少しずつ変化が現れます。 圭吾の優しさに触れ、心を開き始める鮎美ですが、過去の恋愛経験から、素直に気持ちを受け入れることができずにいます。
周りの人たちにも変化が訪れます。 勝男の同僚の千尋は、仕事と家庭の両立に悩み、葛藤します。 鮎美の友人の麻子は、結婚に対する価値観の違いから、恋人との関係に亀裂が生じます。
3巻では、それぞれの登場人物が、恋愛、仕事、そして自分自身と向き合い、葛藤しながらも成長していく姿が描かれています。
3巻の見どころ
- 勝男と莉子の関係に進展！？二人の恋の行方は…？
- 鮎美と圭吾の関係は？鮎美は過去のトラウマを乗り越えられるのか…？
- 千尋や麻子など、周りの人たちの悩みや葛藤もリアルに描かれています。
- 男女の役割や生き方、結婚観など、現代社会の課題を改めて考えさせられる内容になっています。
3巻は、1巻、2巻よりもさらに深く登場人物たちの心情に迫り、読み応えのある内容になっています。 ぜひ読んでみてください！
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