1巻のあらすじ
舞台はとある会社の企画部。
主人公は、人事部の久我ありさ。ジト目で早口、ちょっと毒舌だけど、観察眼が鋭く推理力抜群の女性です。社内で起こる様々なトラブルを解決する「社内探偵」として活躍します。
1巻では、企画部の女性社員・松原が、同僚の飯田美和の行動に悩まされています。
美和は、上司や男性社員に媚を売り、頻繁に休みを取ったり、仕事をサボったりと、周囲に迷惑をかけているにも関わらず、なぜかお咎めなし。
松原は、美和の行動にモヤモヤし、限界に達して人事部に相談に行きます。そこで出会ったのが、社内探偵の久我ありさでした。
ありさは、松原からの相談を受け、美和の行動を調査し始めます。
1巻では、主に以下のエピソードが描かれます。
- 美和の不可解な行動: 遅刻、早退、欠勤を繰り返す美和。その裏には、ある秘密が隠されていました。
- 男性社員たちの反応: 美和に甘い顔をする男性社員たち。彼らの思惑とは?
- ありさの推理と解決: ありさは、鋭い観察眼と巧みな話術で、美和の行動の真相を暴き、問題を解決へと導きます。
1巻全体を通して、
- 会社内の人間関係の複雑さ
- 女性社員が抱える悩みや葛藤
- 正義とは何か
といったテーマが描かれています。
スカッとする展開と、ありさの推理の面白さが魅力の1冊です。
ぜひ読んでみてください!
2巻のあらすじ
「社内探偵」2巻では、1巻で登場した飯田美和のその後や、新たなトラブルメーカーが登場します。
主なエピソードは以下の通りです。
- 飯田美和の逆襲?: 1巻で懲戒処分を受けたはずの美和が、なぜか会社に復帰。以前より大人しくなったように見えますが、周囲は警戒を解きません。ありさは、美和の変化の真意を探ろうとします。
- 謎のクレーム: 会社に、ある商品に対するクレームが殺到します。しかし、その内容は不可解なものばかり。ありさは、クレームの裏に隠された意図を突き止めようと調査を開始します。
- 新たなトラブルメーカー: 企画部に、新たに中途入社の女性社員が入ってきます。彼女は、仕事熱心で優秀ですが、なぜか周囲と衝突を繰り返します。彼女の言動に不信感を抱いた同僚から、ありさに相談が持ち込まれます。
2巻全体を通して、
- 前巻からの伏線回収
- 新たな人間関係のもつれ
- 職場におけるコミュニケーションの難しさ
などが描かれています。
ありさは、持ち前の洞察力と推理力で、それぞれの事件の真相を解き明かしていきます。
2巻も、ハラハラドキドキの展開と、スカッとする結末が楽しめます。ぜひ読んでみてください!
3巻のあらすじ
「社内探偵」3巻では、社内恋愛のもつれや、過去の出来事が絡んだ事件など、より複雑な人間関係が描かれています。
主なエピソードは以下の通りです。
- 社内恋愛の落とし穴: 同じ部署で働くカップルが、社内恋愛が原因でトラブルに発展。周囲を巻き込み、仕事にも影響が出始めます。ありさは、二人の関係を修復しようとしますが、思わぬ事実が明らかになります。
- 過去の影: ある社員が、過去のいじめが原因で苦しんでいます。加害者と思われていた人物は、すでに退職していましたが、事件は意外な方向へと展開していきます。ありさは、過去の出来事と向き合いながら、真相を解き明かそうとします。
- 疑惑の転職者: ヘッドハンティングで入社してきたエリート社員。しかし、彼の経歴にはある疑惑が…。ありさは、彼の過去を調べ始めますが、そこには大きな秘密が隠されていました。
3巻全体を通して、
- 社内恋愛の難しさ
- 過去のトラウマ
- 人間の心の闇
などが描かれています。
ありさは、複雑に絡み合った人間関係を紐解きながら、それぞれの事件の真相に迫っていきます。
3巻も、読み応えのあるストーリー展開と、ありさの鋭い推理が楽しめます。ぜひ読んでみてください!
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