シリアルキラーランドのあらすじ【ネタバレあり】

1巻のあらすじ

10年前、白昼の団地で起こった凄惨な事件。母親は殺害され、首だけが見つからないまま。生き残った襟峰想は心に深い傷を負いながらも成長し、高校に通っています。

想は、あの日以来、理解できない恐怖を飲み込むため、過去の猟奇殺人犯について調べ、小説を書くことで向き合おうとしていました。

そんなある日、想のもとに一通の手紙が届きます。「襟峰様 あなたのお母様は、まだ生きています。」差出人は不明。手紙には、母親の生存を匂わせる情報と、ある場所への招待状が添えられていました。

想は、藁にもすがる思いで指定された場所へ向かいます。そこは、「シリアルキラーランド」と呼ばれる、猟奇殺人犯たちを閉じ込めた謎の施設でした。

そこで想は、10年前の事件の犯人である坂東と再会を果たします。坂東は、想の母親の首を今も持ち続けており、猟奇的な殺人を繰り返していました。

想は、母親の首を取り戻し、坂東に復讐するため、危険な「シリアルキラーランド」に足を踏み入れることになります。

1巻では、主に想と坂東の出会い、そして「シリアルキラーランド」の存在が明らかになります。想の過去や、事件の真相、そして「シリアルキラーランド」の目的など、多くの謎が提示され、今後の展開が気になる終わり方となっています。

2巻のあらすじ

「シリアルキラーランド」2巻では、1巻で明らかになった「シリアルキラーランド」という施設を舞台に、襟峰想と殺人鬼・坂東との戦いが本格化します。

想は、母親の首を取り戻すため、坂東に戦いを挑みます。しかし、坂東は圧倒的な力と残虐性を持つシリアルキラーであり、想は全く歯が立ちません。

絶体絶命の窮地に追い込まれた想は、瀕死の重傷を負いながらも、ある能力に目覚めます。それは、過去のシリアルキラーたちの能力をコピーできるという能力でした。

2巻では、想が「切り裂きジャック」の能力をコピーし、坂東に反撃する姿が描かれます。しかし、ジャックの能力は強力すぎるため、想は次第にその凶暴性に飲み込まれていきます。

また、2巻では、「シリアルキラーランド」の運営者や目的についても少しずつ明らかになっていきます。この施設は、単なる監獄ではなく、シリアルキラーたちの能力を利用するための研究施設であることが示唆されます。

そして、想は「シリアルキラーランド」の真の目的を知り、大きな衝撃を受けることになります。

2巻は、想の能力覚醒、そして「シリアルキラーランド」の謎が深まる展開となっています。シリアルキラー同士のバトル、そして想の精神的な葛藤など、見どころ満載です。

3巻のあらすじ

「シリアルキラーランド」3巻では、ジャック・ザ・リッパーの能力に飲み込まれ暴走する想と、それを止めようとする組織、そして逃亡する坂東との三つ巴の戦いが描かれます。

ジャックの凶暴性に支配された想は、無差別に殺戮を繰り返す危険な存在と化してしまいます。組織は、そんな想を捕獲するため、特殊部隊を投入し、激しい戦闘が繰り広げられます。

想は、圧倒的な力を持つ組織に追い詰められながらも、ジャックの能力を駆使して抵抗します。しかし、戦いの中で想は、シリアルキラーの能力を使うことの恐ろしさ、そして自らの心の闇に直面することになります。

一方、坂東は組織の目を逃れ、「シリアルキラーランド」から脱出することに成功します。彼は、想の母親の首を今も持ち続けており、その目的は依然として謎に包まれています。

3巻では、想と坂東の直接対決はありませんが、それぞれの戦いが並行して描かれることで、物語はさらに緊迫感を増していきます。

また、3巻では、「シリアルキラーランド」に隠された新たな秘密が明らかになります。それは、シリアルキラーの能力を兵器として利用しようとする組織の恐るべき計画でした。

想は、組織の陰謀を阻止し、坂東に復讐するため、再び立ち上がります。3巻の最後では、想は組織の施設「コキュートス」に侵入し、坂東を追跡することを決意します。

3巻は、アクションシーン満載で、物語の核心に迫る重要な巻となっています。想の葛藤、組織の陰謀、そして坂東の目的など、多くの謎が少しずつ明らかになり、今後の展開に期待が高まります。

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